高知自動車道下り線のPA『モテナス立川』で飲んだコーヒーが予想外に美味でした。
帰りに寄った上り線のPA『モテナス馬立』も同じマシンだったけれど、こちらのコーヒーは妙にエグ味を感じました。豆のロット差?偶然?
『 水洗式ゲイシャならではの素晴らしい透明感と明るく甘い酸質は特級品の出来。ジャスミンの香りが終始心地よく漂い、青りんごや木苺を想わせる鮮やかなフルーツ感が全体の甘さを際立たせています。また、冷めるほどにスムースな口当たりとなり、各フレーバーの輪郭もクリアになっていきます。 』〜ブランチHPの商品説明より〜
商品説明にあるように挽いた時には花のような香りがするのだけれど、淹れて飲む時には香りはあまり感じられない。
フルーツっぽい酸味はあるものの、後に引かずスッと潔く消えていく飲みやすいタイプ。
7月に購入して少量保存してあった『ホンジュラス COE9位 ラ・サルバへ』と飲み比べてみました。
挽いた時の香りは両方ともジャスミンティーのような花っぽい香りがするのは同じ。
淹れた後は『ラ・サルバへ』方が花っぽい?柑橘っぽい?それともベリー?と複雑な酸味が強く感じられるうえに、甘さの余韻が残る。乱暴な表現をすると“各種フルーツのフレーバーを溶かし込んだ液状のかりんとう”。
それに比べると『エル・プエンテ』の方はあっさり風味で美味しいねと言った感じ。
私の淹れ方がまだまだ甘くて上手く味を引き出せてないのもあるのでしょうが、同じ淹れ方で味わいに差が出てしまうのを体感すると『COE』受賞の凄味を突きつけられた気がします。
『 農園は標高1985-2000mに位置し、良質な赤色ローム土壌の栽培環境と共に素晴らしい品質のコーヒーを生み出します。品種はエチオピアのクルメ、ウォリショ。生産処理方法はナチュラル。アフリカンベッドでの乾燥処理をされたロットです。
このロットはナチュラル特有のトロピカルな香りが素晴らしく、透明感にも優れ、各フレーバーの輪郭も際立つ仕上がり。ブルーベリー、白桃の爽やかで厚みのある香りとフルーツ感、きめの細かい口当たり、お花を想わせる香りが終始持続します。』 〜ブランチHP商品説明より〜
口当たりに質量感があるタイプ。
ブルーベリーっぽい風味だが、嫌な酸味はなくてもったりトロッとしているけれど爽やかという不思議なコーヒー。
焙煎度合いの表示&挽いた豆からは酸味が強そうな香りがしていたので、いい意味で裏切られた感じ。