コーヒーらしいかと言われると疑問符は付きますが、2025年5月時点でドンキホーテのキリマンジャロブレンドが我が家の普段用コーヒーに暫定。
いちおう他のブレンドも試しておこうと購入したのが、キリマンジャロ比でコクと苦味の表示が1段階多いモカブレンド。
構成はエチオピア・ブラジル・他。
なんとなく色が濃い気もするけれど、焙煎度が同じ表示なので先ずは浅煎りレシピで抽出。
と淹れてみたはいいものの、温度変化しても苦さとエグ味を主張してくるトゲトゲしい仕上がりに…。
なので中煎りレシピに切り替えてみると、
淹れたては以前飲んだエチオピア(イルガチェフェG1&グジ・シャキソ)のようなフルーツ感や口当たりの柔らかさは無く、焙煎臭とトゲトゲしい苦味が強く感じられる。
60℃ぐらいになるとトゲトゲしさが落ち着いて苦味が若干マイルドになったのに加えて、フルーツ感(柑橘系かな?)が顔をのぞかせるので『フルーティーな香りとマイルドな味わい』という謳い文句が実感できなくもない。
飲み終わりに現れる渋さの余韻が残るのがちょっと残念かも?
念のため深煎りレシピも試してみました。
注ぎの湯温が低くなるので、淹れたての時点で70〜65℃ぐらい。トゲトゲしさは無いけれどフルーティー感も感じられず、焙煎臭と苦味だけの仕上がりに。さらに冷めても味に変化は無し、面白みはないけれどコーヒーらしい雰囲気はあるかな?
私と妻の両方ともにキリマンジャロブレンドの座を脅かすには至らないという評価。我が家的にあれば飲みはするけれど、ストックしてまで飲みたいコーヒーでは無いのでリピートは無しで。
ドンキホーテのモカブレンドは私が酸味のあるコーヒーが好きな傾向にあることから日常使いからは脱落しましたが、日本ではある程度焙煎されたコーヒーの方が好まれるのでこの方が好きって思われる方も多いのではないかと考えられます。
ドンキホーテに物申すことがあるとすれば、粉の色味と&飲んでみた感想からも中浅煎りでは無いと思うので、パッケージの焙煎度は2→3に変更して貰いたいというコトかな?