娘の春休み最後の土日を利用して滋賀県へ旅行してきました。
滋賀への旅行の目的は2つ。
1つ目は滋賀にお住まいの大叔母にお会いすること。書道に裁縫・園芸と多趣味の方で御年95歳とご高齢ですが矍鑠とされておられました。
2つ目は3/30より佐川美術館で開催中の『ポケモン×工芸展/美とわざの大発見』を見に行くこと。
2023/4月の日曜美術館(NHK)を見て以来ずっと気になっていた工芸展(当時国内では金沢でのみ開催)、アメリカでの展示から凱旋するとの話を耳にしてから心待ちにしていたイベント。
国内の巡回は滋賀→静岡→東京→愛知→青森→長崎とどれも愛媛からは遠隔地での開催。滋賀県なら大叔母ともお会いできるということもあって急遽旅行が決定しました。
美術館・博物館は撮影禁止が常ですが、このポケモン工芸展はなんと撮影OK。ただスマホでの撮影なので微妙なのはご愛嬌…。
個人的に印象深かったものをあげておきます。
〈未知文黒御影茶器〉
日曜美術館でクローズアップされていた、アンノーンというポケモンを螺鈿で表現した作品。コレを見るためだけに工芸展にきたと言っても過言ではありません。昨年の金沢での展示では円柱のケースに収められて360度から見る角度で彩りが変化するのを確認できたようですが、今回は四角いケースに3作品並べての展示だったのが残念ポイント。
イーブイ・サンダース・ブースター
子供と同じ目線で見ると、口内まで作り込まれているのが確認できました
斜め横からだと目の彩色が黒くなって妖しい雰囲気。正面からは可愛らしい顔立ちに見えるのが不思議。
ヒバニー
〈 江戸小紋 〉/ゲンガー
よく見えないという娘のために撮影して拡大するとゲンガーだらけなのがよくわかります。
ピカチュウの森
娘が「アニメでキャラクターが黒く縁取りされてるのはどうして?」という質問に対する最適解がこのピカチュウの森。縁取りが無いと造形を認識するのが難しいことを理解してもらえた筈…。
作家さん毎に異なるアプローチでポケモンを表現されていました。
娘はイーブイ系以外には食い付きが良くなかった感がありますが(お土産のポケモンのぬいぐるみに夢中)、この工芸展に行ったことを少しでも覚えていてもらえたら良いなと思っています。