ヴェスペの忘備録

『みんカラ』同様「ヴェスペ」名義で登録しておりますが、車ネタ以外の日常的な事をUPするのは別にした方がいいかと考えて立ち上げてみました。よろしくおねがいします。

簡単ミネストローネ

お題「簡単レシピ」

ミネストローネ=具だくさんのスープ。本場イタリアでは地方はおろか各家庭でも味付けが異なるものらしいので、日本の味噌汁的なものなのでしょうか?

家で作るのも余った野菜とかも細切れにしてごった煮にしてる感じです。

左のバットはレンコン、カボチャ、さつまいも、じゃがいも、ニンジン、キャベツの芯など硬めの野菜。右のバットにはセロリ、ピーマン、玉ねぎなどの柔らかい野菜。ザルに入ってるのはキャベツの葉の部分。圧力鍋で煮込むので別に分けなくても問題ありません。

まだ冷たいうちにフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて油に香りを移しておきます。

油が温まってきたら鶏手羽元を入れて軽く焼き目がつくまで炒めます。骨付きなのは鶏出汁も兼ねてるから、なので手羽先でもOK。焼き目がついたら鶏手羽元は圧力鍋に移動。

鶏を取り出した後のフライパンに野菜を入れて、油が回ってちょっと火が通るまで軽く炒めます。

炒めた野菜も鍋に移してからキャベツを投入。一緒に炒めないのはこの方が好きだから。具材がヒタヒタになるまでお湯を入れてぐつぐつ。沸騰して出てきた灰汁をあらかた取り切ったら、塩で味付け(4ℓの圧力鍋いっぱいに対して小さじ1/2にちょっと足りないぐらい)

使うのは高知県南国の道の駅で買った『いごてつの天日塩』。なんとも言えないパッケージデザインですが鰹のタタキとかに使うとめちゃ美味。旨みのあるまろやかな塩味が好きで常備している物です。

後は蓋を閉めて圧力鍋で10〜15分煮込めば完成。

野菜の甘さと鶏出汁の旨みと塩のみのシンプルなミネストローネ。味が薄いなと思ったら、煮込んだ後や食べる時に塩や胡椒を足せばいいので圧力前の投入量は控えめで。

多めに作ってあるので2日目はそのままでもいいし、ホワイトソースを入れてクリームシチュー風に味変するのもアリ。最初からトマト缶を入れる場合には塩はもうちょっと少なくてもOKかも。

圧力鍋がなければ、普通のお鍋で1時間ぐらい煮込めば大丈夫かと。

 

以前はコンソメを入れたり色々していましたが、シンプルに作るようになったキッカケはこのお店のミネストローネを食べたから。

伊予西条は古川にある本格イタリアン『Osteria-dArietta(オステリア-アリエッタ)』

アリエッタのオーナーシェフ曰く『師匠直伝のミネストローネ、野菜しか使ってません』とのこと。

ひたすらに優しい味わいのミネストローネ。野菜だけでここまで美味しく作れるのかと衝撃が走りました。

今はミシュランガイド2018広島・愛媛特別版にミシュランプレート評価で登録されてしまったこともあってか、以前より予約が取りにくくなってしまいましたがまた食べに行きたいなと思っています。