
私が子供の頃には市内の各所で見かけたうどんの自販機。
当時は仕上がりまでに27秒かかる川鉄のうどん自販機だったように記憶していますが、2025年現在 市内で稼働しているのは富士電機製。

硬貨を入れてボタンをおせば『25秒』で出来上がるタイプで、秒数がニキシー管のノスタルジーな灯でカウントされます。
市内で稼働中なのは


三島漁協の自販機コーナーに1台と、


寒川町の江之元大橋の袂(西側)の自販機コーナーに1台の計2台。
(大王製紙の工場内に数台あるとの話もありますが、現在も稼働中かは不明。)

数年前までは¥250でしたが、現在はちょっと値上がりして¥300。(注:500円玉は使用不可)
ボタンは2つあるけれど、メニューは『天ぷらうどん』オンリー。

25秒待つと下の取り出し口から薄いプラ容器が出てきます。結構熱々なので、取り出しは要注意。

『うどん・そば』のパネル下の小さな戸の中に割り箸と七味が常備されています。
今はいないと思うけど、かつて(昭和後期〜平成初期)はこの常備品をごっそりネコババする不届者もいたので、もしもの場合を考慮して持参すると良いかもしれません。


申し訳程度の小エビが入ったほぼ衣の天ぷら(↑)と三角のお揚げが1枚(↓)


麺はよくスーパーで売ってる茹でうどんのレベル。テーブルマーク(旧カトキチ)の冷凍うどんに比べるとフニャっとしててコシは弱いかな?
それでも不思議と不満に思わないのは『うどん自販機』にロマンを感じてるからかも?
でも稀に蕎麦になったりすると

張り紙に赤字で『うどんがいい』と文句を書かれる始末に…。
私も含めて『うどん自販機』に蕎麦は許容できない人が多いみたいです。たとえ『うどん・そば』と書かれていようとも。
ちなみに寒川の自販機コーナーには、うどん自販機の看板が設置されていました(↓2017年頃)

2年ほど前に市内にあるうどん自販機を全て撤去するという話が出たことがあったので、その際に撤去されてしまったのかも?

もしくは木製の看板だったので、風雨で朽ちてしまったのかも?
ちなみに富士電機のうどん自販機で調理完了までの時間をカウントしているニキシー管ですが、ソ連時代に共産圏で量産されたデッドストックとのこと。
(基本的にハンドメイドとなるニキシー管の生産は1990年代に全世界で終了)
それが露宇戦争の影響で入手困難になってしまっているそうです。こんなところにも影響があるとは…。
うどんの自販機そのものも製造から40年以上経ったものがほとんどのはず。
部品の調達も一苦労なそれを修理しつつ、一杯300円で販売を続けてくれる大久保自販店さんには本当に頭が下がります。

ごちそうさまでした。これからもどうぞよろしくお願いします。