ヴェスペの忘備録

『みんカラ』同様「ヴェスペ」名義で登録しておりますが、車ネタ以外の日常的な事をUPするのは別にした方がいいかと考えて立ち上げてみました。よろしくおねがいします。

トレーニング用のシューズ

数年前 普段履きを探していた時にシュープラザで原品限りのSALE品になっていたコンバースネクスター。

どうやらオールスターが投げ売りで価値が堕ちるのを食い止めるため、量販店向けの廉価版として企画された商品らしい。

数回履いてみたけれど、同時期に足底腱膜炎を発症。クッション性の欠片もないローテクスニーカーでは症状を悪化させるだけだとしてお蔵入りになっておりました。

昨年からジムでのトレーニングを始める際に準備したNIKEエアズームペガサス。

アシックス/ゲルカヤノに比較して地面を掴む感覚があって悪くないシューズだったのだけれど、パーソナルトレーニングのトレーナーから

筋力トレーニングをメインで行うならクッション性の低い底の薄いシューズの方が向いてる。コンバースのオールスターを使う人も結構いますよ

という話を聞いて放置していたネクスターを思い出し娘の靴を洗う時に合わせて掃除、

屋内用トレーニングシューズとして復活。

イカットではないため、しっかりと固定できているとは言い難いけれどもマシントレーニング用なのでその辺は割り切り。

今までのところ特にトラブルもなく、クッションがない分しっかり踏ん張りが効かせられるのでトレーニングに用いる人がいるというのも頷ける話かなと。

今後、有酸素運動を行うとしても負担の少ないエアロバイクを予定しているので特に問題は無い感じ。処分せず放置していた靴に使い道ができて満足です。

 

 

ちなみにエアズームペガサスはジョギング・ランニング用の屋外シューズとして原点回帰。

メルカリの誤操作とYANKO

メルカリを閲覧している最中にクシャミ。連発している間に指先がスマホ画面に触れていたようで、クシャミが収まった時には購入後の取引画面が…

①金額的にそこまで高額ではない、②気になっていたメイカーの靴だった、③所有している同タイプの靴が古くなってきた…と条件が重なったので潔く購入することになりました。(後でちゃんと妻にごめんなさいしました)

購入した靴のタイプは冠婚葬祭の定番とされる黒の内羽根のストレートチップ”。

イカーはスペインの『ヤンコ』。

シュータン裏の刻印ナンバー『14691』は今も販売されている型番と同じですが、ヤンコ・ジャパンのパンフ?が同封されていたのでかつて東京に代理店があった頃のものと推測されます。

リーガルのロングセラーにしてド定番『315R』と並べてみました。これは10年以上前の営業時代に購入たものですが、今は法事ぐらいしか出番がなく下駄箱の肥やしになっています。

ヤンコ14691の隣に置くと315Rが思っていた以上にロングノーズなことに気付かされます。当時デスク下や階段でつま先をよくぶつけていたのを思い出しました。

妻曰く「リーガルのはデザインが前に流行ったトンガリ靴っぽい」とのこと。

315Rはラバーソール、パターンがだいぶ薄れてしまってます。装飾されててもレザーソールと並べると味気ない感がありますね。

対するヤンコ14691はハーフソールが付いてるけれど、現行品はレザーソールなので後付けの模様。ヒールトップはラスター部分だけが削れてるようなので、トップリフトの交換だけで済みそうです。

ヒール高は315Rが5〜10mmぐらい高いかな。履いた際に若干前のめりな気もしますが、そこまで違和感がないあたりは流石リーガル。

ヤンコには足入れしただけなので歩行時のインプレッションはまた後日。

315Rはライニングの側面がコットン系の生地で、ヤンコ14691のライニングは全てレザー。レザーの方が耐久性も高いし見た目にも格好いいとは思いますが、通気性の観点から見ると高温多湿の日本では一部布製もアリかと…。

315Rはこの前の法事で寺の階段を登るときに少し滑ってヒヤリとする場面があったので、ヤンコと入れ替えることになりそうです。

黒の内羽根のストレートチップ。出番は少ないでしょうが、せっかく入手したので大事にしていくつもりです。

スニーカーのお手入れ

一昨年の11月にメルカリで入手した(抱き合わせのオマケ)ポロ・ラルフローレンの革スニーカー。補色せずにナチュラルのクリームでケアしていましたが、色抜け具合がどうにも見窄らしく見えてしまうことから出番が遠のいていました。

同じく中古で入手したトリッカーズ/バートンに比べると、のっぺりしたデザインのせいかなんとも貧相でくたびれた安靴感が半端ない。

せっかく入手したのに下駄箱が定位置ではかわいそうなので茶色のクリームで補色してみることにしました。

今回用意したのはコロンブス/ブートブラック・シルバーラインのコニャック。有機溶剤の匂いが強いので屋外(ベランダ)での作業です。

先ずは右足側から。薄く塗ったつもりでも並べてみるとけっこう色の違いがわかる。ペネレイトブラシではなく指を使った方がうまく塗り広げれたように思います。

そのぶん指先がこんな感じに染まってしまいました(かすかに有機溶剤の臭いも…)、でも顔料系なのでそのうち落ちてくれるでしょう。

右足側がいい感じに補色できたので、左足側も塗り塗り。

靴紐も新しいのを通してお手入れ完了。

オフホワイトか生成りの紐にしなかったのはボロ靴感の払拭を狙ってのものですが、想定よりも白すぎて浮いてしまってますね。それ以外はいい感じに仕上がったのではないでしょうか?

とりあえずこれからの季節、出番を増やせられるようケアも継続していくつもりです。

 

 

リーガルのブーツ

働きはじめた頃(約20年前)に高知のリーガルで購入したブーツ。棚に陳列されておらず、店の片隅に追いやられてたデッドストック的な扱いで確か1万円ぐらいで購入した記憶があります。

ビーンブーツっぽいけど、焦茶色の部分はゴムじゃなくて革なので深い水溜りはアウトです。当時の自分がなぜこのなんちゃってビーンブーツを買おうと思ったのかも謎ですが、リーガルがどうしてこのデザインにOKを出して販売したのかも謎。

中国製の表記はあるものの中敷に横文字の『REGAL』のロゴと側面に『Y 864』の印字があるだけで詳細は不明。過去東アジアで作られたとされる安価グレードのWest Coast Collectionではないみたい。

この中敷は取り外しが可能。中敷を取るとピンク色の素材に埋もれたスチールシャンクの部品らしきものが顔を覗かせています。

縁に見える白いステッチは外のソール上部外周のと同じもの?この糸でソールを固定しているのでしょうか?何製法と言ったらいいのか…現時点ではわかりません。

サージェントのダンフリーズを入手してから出番が遠のいていましたが、久々に履いてみると意外に悪くないかも?それに底がゴムなので少々の雨の日なら大丈夫。

ただ休眠期間があったとはいえ20年選手なので底の擦り減り具合もそろそろ限界が近くなってきた感があります。

補修して(オールソールできるのか?)履くべきか、それとも廃棄するべきか…。

ソールを分厚くして雨の日専用のブーツとして使うのもいいのですが、今のちょっと薄めでフラットな底面がペダル操作しやすくて車の運転に向いてるから大幅に変更したくない気も…。

悩みは尽きません。

MHLのポストマンシューズ

1年前 妻にプレゼントしたMHLのポストマン。ソロヴェアーの別注品でオイルドレザー仕様の珍しいタイプ。超絶セール価格でゲットできた一品。ラスト1足、デッドストック?

アッパーは少し厚みのあるレザーで柔らかめ。履き口周りはクッション性のある素材が使われていてスニーカーみたいな感じなので、革靴を履き慣れてない人でも大丈夫な仕様になっています。

ぽってりとしたデザインですが、マットな色合いと同色のステッチのおかげでシックな雰囲気に。

先日入手したばかりのブランドストーン2038との比較。2038は長靴のようなゴムっぽさがあり、ソロヴェアーの方は色味が深く革らしさが感じられます。購入してから半年以上履かれていますが、履きジワが付き出した以外は特に傷はありません。

オイルUPなどの本格的なお手入れは未着手ですが、ちょっと擦った跡なんかは帰宅後に馬毛ブラシで軽くシャシャッとお手入れするだけで全く問題なし。

ソロヴェアーの名前の由来『Sole-of-Air』の通りに、クッションエアーソールが備わっています。ただ通常のソロヴェアーは半透明なのに対して、このMHL別注品は真っ黒。中のシャンクは見ることができません。まあ見れないからといって何か問題があるわけではないのですが…。

 

エアークッションソールの問題点といえばソール修理。ドクターマーチンの場合(特に中国製)  ソール修理を断られる場合も多いようですが、ソロヴェアーはどうなの?とマーガレットハウエルに確認してみたところ『購入店舗でのみ店預かりした上で英国にて修理します』とのこと。ある程度修理靴の数が溜まったらまとめて英国に輸送するってことでしょうか?

この靴は渋谷のハウエル神南店限定商品。田舎から東京に配送するのであれば、吉祥寺にある革靴・革鞄修理のお店『ナイツブリッジ』さんが純正のエアークッションソールで修理できるそうなので、私個人としてはそちらにお願いしたいなと思っています。

 

日々のメンテは私が担当するので、妻にはこれからも気兼ねなく履いてもらいたいですね。

Blundstone 2038 ①普段履きの更新

通勤だったりちょっと近所に…と普段履きに使っているスニーカーがだいぶボロくなってきました。

新しいものを用意しようにもスニーカーで私のサイズに合致するものを探すとなると、これが結構難易度が高め。

実足長が27.5cmで甲高幅広となるとスニーカーでは29cm&エクストラワイド規格(3~4E)。このサイズで普段使い用となると、いわゆるボリュームゾーンから外れたラインになり暗色系でダンロップブランドじみた野暮ったいデザインのものが多くなるのが残念ポイント。サイズ展開的にアシックスを選ぶことが多くなります。(同系統のミズノとニューバランスのそれらは何故か甲部分の高さが微妙に合わない)

以前イタリアのスポーツブランド『LOTTO』のドライビングシューズみたいなスニーカーも履いてみましたが、ソール部分が薄いわけではないけれどクッション性がよろしくない。加えてアウトソールのパターンが悪いのかグリップが低め。案の定雨天時に滑って転んでケガしたので速攻廃棄。

 

こんな感じで主力装備の更新に毎度のことながら頭を悩まされていましたが、ふと気付いたのが「そもそもスニーカーでなくてもいいのでは?」ということ。

1年半〜2年毎に更新するのも面倒なので

❶頑丈で長持ち

❷飽きのこないデザイン

❸着脱のしやすさ

❹予算は¥25,000まで

これらの条件から選定してみたのは

ティンバーランド/イエローブーツ ❶頑丈かつ防水性あり。ソールの加水分解もすぐではない筈。❷新品のイエローブーツはなんとなく気恥ずかしい気もするし、逆にイエローじゃないとティンバーらしくない気もするというジレンマ。同僚(後輩)が履いてるのと被るのはちょっと。❸アイコンの6インチブーツは着脱に手間取りそうだし通年使用を考えると夏暑そう。ローカットバージョンならアリ?❹結構頻繁にセールしてるっぽいので、何処かで試し履きさえできれば…

②ソロヴェアー×MHL/ポストマン ❶オイルドレザー仕様のそれなら革も分厚く耐久性もありそう。エアーソールも吉祥寺に交換可能な工房がある模様。❷オイルドレザーなポストマン。マットな質感が格好良い。❸女性用UK4を履いてる嫁さん曰く『脱ぎ履きしやすい』なので大丈夫な筈。❹現行品ではない、入手不可能。定価55,000。数年前の企画商品のため中古がないかメルカリ等で探してみるも発見出来ず。

③レッドウイング/ポストマンロメオ ❶レッドウイングなので耐久性は問題なさそう。❷ポストマンのサイドゴア版、復刻版らしい。実はAlfa-Romeoと同じ『ロメオ』って名前の響きに惹かれただけだったりもする。❸レッドウイングを所持してないので、サイズ感も未知数(Dワイズは…)。履き口はゴアで柔らかいかもしれないが、レッドウイングの慣らしはトリッカーズよりも硬く修業が必要と聞くので不安要素が高め。❹予算オーバー、¥40,000前後。状態の良い旧モデルはプレミアっぽい。

④ブランドストーン/サイドゴアブーツ   ❶◎というかアウトドア専用?ガーデニング用シューズとして取扱いしてる所もある模様。❷スニーカーと革靴をミックスした雰囲気のちょっと無骨で長靴っぽい靴だけれど、普段使いにはこのくらいラフな方が向いてる気も。❸隣街のAEONの靴屋で触ってみたが柔らかそう。甲の高さも私に合いそうな感じ。❹価格的にも許容範囲、ネット上では¥16,000ぐらいから購入できるところもある。コレです。

 

という訳で『ブランドストーン』に決定。定価でもいいけれど、一応ネット上も確認しようとメルカリ・ヤフオクで発見したのがコレ。

着脱の楽そうなローカットバージョン。つま先に少しキズがあるだけで、着用数も少ない感じの良品が1/3価格でゲットできました。

サイズ感も問題無し(モンベル/トレッキングソックスを着用での足入れ)。ガシガシ使える普段履きになりそうです。

 

 



リーガルスタンダード750Rのお色直し

2016年に購入したリーガルスタンダードのレースアップレザースニーカー750R。マッケイ+セメントの750Rは廃盤となり、デザインはほぼそのままに後継の55RR(セメント製法)を経て現在は60EL(これもセメント製法)が販売されているようです。

あらためて写真を見てみるとソログッドのモンキーブーツを短靴化したような雰囲気かも。

白の平紐の汚れが目立っていたので数年前に細めの丸紐に変更してあります。

爪先のキズが増えてきたのに加えていつのまにか側面にポツポツ黒いシミが目立ってきていたことから、いっそのこと濃い色で隠してしまえばいいのでは?と考えてブートブラックシルバーラインのネイビーブルーを塗り込んでみました。

白のステッチは潔く諦めましたが、履き口周りとコバ部分にマスキングテープで保護。素人仕事ですがなんとか死守できたのではないでしょうか?

想像以上に濃い目のネイビーとブラウンの組み合わせが少し重たい感じなので、紐はオリジナル同様に白の平紐に戻した方がしっくりくるかもしれないですね。

シミもキズも目立たなくなったので成功かな?新婚旅行用に購入した思い出の靴なので、復活させることができて一安心です。