今年はじめに閉店したファミマ跡の空き店舗にセルフうどんの店『うどん山口』がオープンしたので行ってみました。
店舗入口左側が製麺コーナー。そこで食べたい玉数を伝えると『そのまま』のうどんが器に入れて渡されます。
反対側に鍋が用意されているので温めたい人はそこで湯通し。うどんにしては細麺なので温めすぎに注意。
揚げ物スペース。種類は多くないものの各種120円となかなかリーズナブル。
揚げ物を選んだ後に奥のレジで会計を済ませるタイプのよくあるセルフ形式です。
ぶっかけの出汁はうどん玉を受け取ってすぐ隣、
温かい『かけ出汁』は揚げ物スペースの反対側。いりことカツオの2種の出汁。この辺りは讃岐うどんと同じでイリコ出汁が主流だからカツオ出汁は珍しい(受け入れられない)、おでんの出汁を作った分を流用しているのかも…。あと開けっぱなしの鍋でタンク式ではないところも気になるポイント。
私は『麺そのまま』+『冷やぶっかけ』
妻は『麺温め』+『暖かいかけ出汁(いりこ)』
麺の太さが香川/国分寺の『一福』よりも少し細め。『そのまま』であればまだいいけれど、温めてしまうとコシのないフニャフニャ麺になるので個人的に湯通しはおすすめしない。
出汁は両方ともなんとなく魚臭い?のに加えて味に締まりがない。一口目に悪い意味で『ん?』と思うレベル。生姜を入れると無難な状態に落とし込めた感がある。
揚げ物はなかなか。ゲソ天は硬い店も多いのだけれど、ここのはやわらくて食べやすい。写真右の丸い磯辺揚げはジャガイモ。おでんにしたジャガイモを揚げたような感じで悪くない。
田舎の学校のバザーや学祭の飲食ブース的な趣きのある店内。近隣の企業で働く方がチラホラ訪れているので、麺と出汁の『ん?』と感じるポイントを改善できれば固定客ゲットに繋がるのではないかな…。今後の活躍に期待ということで、しばらく時間をおいてからまた訪ねてみようと思います。